月: 2015年7月

  • 第3回東京都情報教育研究開発委員会 in 豊島区立豊成小学校

    第3回東京都情報教育研究開発委員会 in 豊島区立豊成小学校

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    開発委員会に参加するために「豊島区立豊成小学校」に行ってまいりました。

    豊成小学校は非常に先進的な試みをしており,タブレットで双方向の授業ができるシステムとなっていました。

    また印象的だったのは,タブレット上で互いに付箋を書き込み,貼り付けていくとリアルタイムに同期されていくところでした。

    いつも思うのが,付箋と模造紙を使って意見をまとめさせても,準備や保存が面倒でした。

    また保存のために写真を撮るのですが,付箋の編集はできません。

    しかし,この環境ならばそれらを解決していました。

     

    紙と同じであるならばICT化する必要ないと私は思います。

    しかし,このように明らかにICT化した方が良いところは,どんどん取り入れるべきだと思います。

  • シンポジウム「中等教育の日米比較ー米国教師が考える日本の課題」in経団連会館 に参加

    シンポジウム「中等教育の日米比較ー米国教師が考える日本の課題」in経団連会館 に参加

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    中学,高校教育の日米の比較を検討するシンポジウムに行ってきました。

    実施された場所が経団連会館であり,会館に入れるだけでも面白いな,と思いせっかくお誘いいただいたので参加してきました。

    アメリカの先生方が前で話して,モデレーターの澤圭一郎さん(毎日新聞横浜支局長)が中心となって質問をしていく形式です。

    しかし,内容もなかなか興味深いもので,聴きに行って良かったです。

    ちなみに同時通訳のシステムがありましたので,日本語できけました。

     

     

    特に多かったのがアメリカの低所得者層の問題でした。

    以前の日本では,そういった問題は少なかったかもしれません。

    しかし,現在は多く報道されるように,考えていく必要が出てきました。

    どのような対応が必要かのヒントを頂けたと思います。

     

    また,スマホの利用の仕方について発表されている先生がおりました。

    まさしく日本と同じような問題が起きていることがわかりました。

    私としては自身の研究分野としても考えている部分でしたので,アメリカの状況は非常に興味深かったです。

     

     

    授業形態の話にもなりました。

    日本は一斉講義型の授業が多く実施されています。

    しかし,最近は日本でも,アクティブラーニングをはじめとした,生徒主体型のディスカッションやプレゼンを多く行う授業形態をすすめられるようになってきています。

    私自身もそういった授業形態が良いと考え,できる限り取り入れています。

    アメリカはすでにそういった形式で授業がなされており,そのことでアドバイスをしてくれました。

     

    特に印象的だったのは,

    「・・・アクティブラーニングを導入してもいいが,しかし,日本らしさを忘れてはならない」

    というアドバイスでした。

     

    アメリカの先生方から見ると,視察した日本の学校の生徒は規律正しいようです。

    それは一斉講義型であるからこそ,統制がとりやすいと思われるという指摘でした。

    もしかしたらアクティブラーニングなどを取り入れ生徒主体型にしてしまうと,統制がとりにくくなってしまう,というお話に繋がっていきました。

    なるほど,日本の良さを活かしたアクティブラーニングを考えていく必要があるのだ,と思いました。

     

     

    後半は交流会が行われ,多くの方とお話ができました。

    アメリカの先生方とは話せませんでした・・・英語をもっとやっておけば,と思いました。

    しかし,多くの素敵な方々との出会いがあり,非常に有意義でした。

    ありがとうございました。

     

  • JSET研究会in北星学園大学(札幌)に参加 堀田龍也先生の発表見学と自分の発表

    JSET研究会in北星学園大学(札幌)に参加 堀田龍也先生の発表見学と自分の発表

    日本教育工学会の研究会で発表をしてきました。今回の私の発表題目は「高校生のインターネット利用傾向と学校生活スキルの関連性」です。

    今回のJSET研究会の実施場所は札幌市にあります,北星学園大学で行われました。

    午前中に私の師匠である,堀田龍也先生の発表がありました。

    [JSET研究会in札幌]堀田先生01

    題名は,「小学生の漢字書き取りにおける誤答の分布および教員の採点における重要度に関する分析」です。

    実は堀田先生の学会発表は初めて見させていただきました。

    論理的であり,わかりやすい説明,かつ,とても興味を引き付けられる発表でした。

    学会発表とはこのようにやるのだ,と大きく勉強になりました。

    堀田先生の発表を見させていただくだけでも,東京からはるばる札幌の研究会に参加した意味がありました。

    私の発表時間は午後の一番最後でした。

    自分では普通に発表ができたつもりではおりましたが,後で堀田先生にきちんとご指導いただきました。

    また,見てくださった先生にも内容についてご指摘をいただきました。非常にありがたく思いました。

    研究会の良さは,この様に色々な先生方に自分の研究をみていただく経験ができ,さらにご意見がいただけるという贅沢な状態にあることです。

    発表は緊張もするのでもちろん疲れました。

    しかし,それ以上に得るものが多く,これからも多く発表をしたいと思いました。

    そして,得るもの第2弾として・・・

    夜は北海道の食材を使ってイタリアンを作ってくれる,堀田先生お気に入りの「サグラ(Sagura)」というお店に行きました。

    堀田先生,北海道の先生方,堀田先生の今回の研究をご一緒にされた高橋純先生と大学生さん,そして私を含む堀田ゼミの2人というメンバーでの食事会となりました。

    お店の雰囲気もとても良くて,本当においしくて,そして皆さんから多くのお話をいただける楽しい会になりました。

    サグラは本当においしい店です。創作料理がすごくて,マスターのこだわりが伝わってくる料理たちでした。

    素敵な時間をありがとうございました。

    Sagura01 Sagura03

    今回の学会発表も,ものすごく勉強になりました。

    研究をこれからも頑張るぞ,とモチベーションが上がる研究会となりました。

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