月: 2014年11月

  • 東京都高等学校情報教育研究会 第6回研究協議会

    東京都高等学校情報教育研究会 第6回研究協議会

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    11月10日に都立三鷹中等教育学校で都高情研の研究授業が実施されました。

    今回は三鷹中等教育学校の能城茂雄先生の授業です。

    内容はJAVAScriptの導入部分です。

    かなり丁寧な授業で,おそらくほぼ全員の生徒がきちんとついてこれるように,設定されています。

    もっと早くても三鷹の生徒ならいけるんじゃないの?

    と個人的には思いましたが,能城先生曰く

    「プログラムは特に苦手な子もいるから,ここでプログラム嫌いを作りたくない,だから丁寧にやるのだ。」

    とのことで,なるほど,と納得がいきました。

    私はプログラムは駆け足で進むように授業をしており,

    班単位で生徒同士が教え合いながら,与えられた課題をやる方式で授業をしています。

    出来たら次の課題,という感じですね。

    よって班(個人)によって到達度はバラバラです。

    課題の最後まで進む生徒は10%でしょうけど,それでよいと考えていました。

    それはプログラムが限られた人間に求められるものであるという私の認識があるからです。

    しかし,これから義務教育段階からプログラム教育が盛んにおこなわれることになりそうです。

    そうなると全員に少なくとも基礎をマスターしてもらう授業形式にする必要があるということになるでしょう。

    今後のプログラム教育を高校で必修科目の情報科ではどのように取り扱うべきかを,今回の研修で考えるきっかけとなりました。

  • 玉川学園「21.5世紀探究型学習研究会~汎用的スキル・SSH・学びの技~」の参加

    玉川学園「21.5世紀探究型学習研究会~汎用的スキル・SSH・学びの技~」の参加

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    11月1日に玉川学園の研究会に出席してきました。

    生徒のポスターセッションから始まり,京都大学の楠見孝先生の公演,玉川学園を含め何校かの実践紹介という内容でした。

    また,懇親会も用意されており,楽しく興味深い研究会に参加できました。

     

    楠見先生や多くの先生方からの発表の中で,「批判的思考力」の話題が出ていました。

    「批判的思考力」の育成は情報科こそ中心となって育んでいく能力の一つと私は考えています。

    しかし,他の教科で発表のように先進的な試みが進んでおり,情報科の私としてはとても焦りました。

     

    これからは教科を縦割りに考えるのではなく,横につなげることで探究学習を含め様々な学習が展開できるということを再確認させられる研究会でした。

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