指導と評価「児童・生徒のコンテンツ依存とつながり依存についての考察」を共同執筆しました
指導と評価の3月号は「SNSと学校教育」がテーマでした。
そこで,鳥取県教育委員会専任講師の今度珠美先生と共同で
「児童・生徒のコンテンツ依存とつながり依存についての考察」を執筆いたしました。
要旨は次の通りです。
児童・生徒のネット依存が社会問題として対策が急がれる中,
依存を「コンテンツ依存」「つながり依存」に分類し、それぞれの特徴を考察し,
なぜ依存するのかを検討した。
さらに,家庭,学校での対応について提案した。
「コンテンツ依存」「つながり依存」それぞれの依存につながる要素は異なるが,
どちらも,コンテンツやSNSを携帯し、常に確認できる状態が維持されることで依存傾向となっていくと考える。
多くの子ども達は常にコンテンツやSNSを確認できる環境にいるからこそ,
携帯情報端末を利用するべきではない「場所」「時間帯」そして「他者の事情」を考えさせ,
その「場所」「時間帯」は人と違うことを認識し,他者には「他者の事情」があることを意識させていきたい。
というものです。
是非読んでください。