星先生退官記念パーティ
星先生が放送大学をご退官します。本当にお疲れさまでございました。
私は星先生から多くのことを学びました。
退官されてしまうことは残念ですが,これからも客員准教授として放送大学には残ってくださるそうです。
また,星ゼミを閉じてしまうことでは無いそうですから,僕としては星先生との関係が変わるわけではないのでその部分は安心しています。
私が放送大学の星先生の研究室に入ったのは2010年4月からでした。
以前から星先生のことを知っており,私は星先生にご指導いただきたいと思っていました。
自身が今まで学校で実践してきたこと,それを研究としてまとめたいこと,そして星先生のゼミにぜひ入りたいと言う気持ちをメールで伝えました。
その後,お電話をくださり,現在の様子や研究の相談したり,メールで研究計画書をみていただいたりして,放送大学大学院を受験しました。
放送大学大学院はどの指導教員につくかは,受験生側は選べません(当時はそうでした,今はわかりません)。
しかし,運よく合格した私は,さらに運よく星先生のゼミに入れました。
ちなみに英語が受験科目にありましたし,無理かな・・・と思っていましたが,本当に運だと思います(笑)
心理学の研究法を専門で学んできたわけではない私は,入学してからが大変でした。
確かに放送大学の大学院での単位は入学前に科目履修生として,すべて修得した状態で入学しました。
しかし,それだけでは心理学の研究を行う者の知識としては全然足りません。
そんな私でも,星先生は根気よくご指導くださいました。
これが星先生の凄さなのです。
放送大学大学院は,通信大学院です。
よって,実際に顔を合わせて行うゼミをほとんど行わないのが普通でしょう。
しかし,星先生は違いました。
月に1回のペースでゼミを開き,私たち学生の研究の進捗の把握とそのご指導を続けてくださいました。
もちろん,学生側の居住地等の都合で毎回来れない方もいらっしゃいます。
しかし,星先生側の都合でゼミを行わないことはありません。ほぼ月に1回ゼミを開いてくれました。
また,卒業してからも,自主的なゼミを開いてくださり,門を開いてくださいます。
私も英語の心理学論文を読むゼミに入っています。
そこにお金は発生していません。ある意味先生のボランティアです。
私を含めて,放送大学は社会人の集団です。
先生から見れば,指導がしやすい集団ではないと思います。
経験ばかりが多く,理論の無い学生が多くいたと思います。私も多分そうです。
しかし,そういった学生にも優しく厳しく指導されるすごい先生が星先生なのです。
星先生は放送大学をご退官されました。
しかし,私たち社会人をこれからも指導をしてくださいます。
そのような心のある先生からご指導いただけたこと,そしてこれからもご指導いただくこと,本当に嬉しく思います。
これからもよろしくお願いします。