ついに、拙著「スマホ世代のこどものための主体的・対話的で深い学びにむかう情報モラルの授業」が発売となりました。
共著でいらっしゃる今度珠美先生とはしつこいくらいに侃々諤々して作り上げました!
また、原克彦先生、前田康裕先生にご監修をいただきました。
ご指導ありがとうございました。
本当に本当にいい本になったと思います。
ぜひとも読んでいいただき、ご感想等いただけましたら幸いです!

日本教育工学会(JSET)の査読付き論文が採録されました。
論文「高校生におけるインターネット依存傾向と学校生活スキルの関連性とその性差」
ショートレターですが,私にとって初めての査読付き論文です。
とても苦労をして仕上げたので,とても嬉しいです。
堀田先生,和田先生,ゼミの仲間など様々な人にお世話になりながら書きました。
本当にありがとうございました。
とても記事として大きく,とても詳細に書いてくださっています。ありがたく思いました。
機会があれば是非とも読んでください。
記者の方が私の授業の見学をしてくださり,掲載になりました。
また,記者の方は,授業の後の研究協議まで参加してくださり,非常に熱心に授業について考えてくださりました。
授業の中で,生徒に視聴してもらったのは第8回「みんなに合わせる”友情”」です。
番組は,LINEのような無料メッセージアプリのグループでのトラブルを取り扱ったものです。
本番組は本当に良くできており,高校生を含めた大人でも最後は考えさせられる内容になっています。
とは言ったものの,番組は小中学生を対象としたものであり,高校生はあまり対象にはしていません。
しかし,この授業をあえて高校生に見せて,メディア・リテラシーの視点から,何を伝えたくてつくられた,どういった意図でつくられた番組なのかを生徒に考えさせるという授業内容となります。
そして,最終的には「伝え方」が大切であること(これは番組もメッセージも含めて)に気づくという授業になっています。
この授業の教材は,鳥取県教育委員会専任講師の今度先生と一緒につくったものです。
また,来年度もこの授業をブラッシュアップさせて実施する予定です。
是非とも見学にいらしてください。
本日(10/25)の産経新聞に私のネットいじめに関する情報モラル教育の実践が掲載されています。
こちらでWeb版が読めます。
タイトルは「「LINE外し」はいじめ? 生徒の認識低く、学校現場も苦慮」となっています。
いじめ対策防止協議会が昨日(10/24)に提言した内容に踏まえての関連記事です。
機会がございましたら,お読みいただけると幸いです。
視聴覚教育4月号にて,鳥取県教育委員会専任講師の今度珠美先生と共同執筆しました。
題名は「学校放送を活用したメディアリテラシーの視点から情報モラルを考える実践」です。
学校放送を教材として使用した授業実践です。
また,生徒にはポジティブに情報モラルを捉えてほしい,という想いから作成した授業の報告です。
是非とも手に取っていただいて読んでいただければ幸いです。
もしよろしければ,感想やご意見をいただければ嬉しく思います。
指導と評価の3月号は「SNSと学校教育」がテーマでした。
そこで,鳥取県教育委員会専任講師の今度珠美先生と共同で
「児童・生徒のコンテンツ依存とつながり依存についての考察」を執筆いたしました。
要旨は次の通りです。
児童・生徒のネット依存が社会問題として対策が急がれる中,
依存を「コンテンツ依存」「つながり依存」に分類し、それぞれの特徴を考察し,
なぜ依存するのかを検討した。
さらに,家庭,学校での対応について提案した。
「コンテンツ依存」「つながり依存」それぞれの依存につながる要素は異なるが,
どちらも,コンテンツやSNSを携帯し、常に確認できる状態が維持されることで依存傾向となっていくと考える。
多くの子ども達は常にコンテンツやSNSを確認できる環境にいるからこそ,
携帯情報端末を利用するべきではない「場所」「時間帯」そして「他者の事情」を考えさせ,
その「場所」「時間帯」は人と違うことを認識し,他者には「他者の事情」があることを意識させていきたい。
というものです。
是非読んでください。
明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いします。
1月1日の教育家庭新聞に,私が以前発表した内容を記事にし,掲載してくださいました。
発表は,以前もお知らせした教育委員会対象セミナーのものです。
新聞にこのように大きく顔写真が掲載され,
さらに発表がこのように大きくとりあげられるようなことは,私にとってなかなか経験できないことです。
とても恥ずかしく思いますが,嬉しくも思います。
「情報モラル教育」に対する,熱意だけは評価していただけたのだと思うことにします。
今後も情報モラル教育だけではなく,
情報教育全般に携わる教員として,努力を続ける決意の契機となりました。
11月2日の教育家庭新聞に私の研究記事が掲載されました。
研究記事の題名は「ネット長時間利用=依存傾向ではない」
というものです。
内容は・・・
「稲垣俊介教諭(東京都立江北高等学校・東北大学大学院)は,同校生徒を対象にしたアンケート調査から,インターネット利用時間が多いこと=インターネット依存傾向が高いとは言えず,依存傾向にあると考えられる生徒は「学校生活スキルが低い」と報告。
・・・と続きます。
これはJAETの全国大会で発表したもので,
それを記者の方に記事に編集してもらったものです。
自身の研究が新聞に掲載されることは,非常に光栄であり嬉しいことです。
しかし,今までの研究でも同じだったわけですが,
多くの人の目に自身の研究をみていただけることの責任の重さを再認しました。
しかし,こういった機会がいただけることは素直に嬉しいです。
今後も掲載の機会がもらえるように努力をします。