タグ: シンポジウム

  • 「未来につなぐ教育工学セミナー」へいってきました

    「未来につなぐ教育工学セミナー」へいってきました

    未来へつなぐ教育工学セミナー

    未来につなぐ教育工学セミナーへ行ってきました。

    超多忙な先生方の講演が
    同じ場所同じ時間に聴けるという贅沢なものでした。

    そして,本当に面白かったです。
    ずっと頷きながら,心にスーッと入るような感覚で聴くことができました。

    少しだけ感想を書かせてもらいます。

    高橋純先生「授業におけるICT活用研究の未来」

    コーヒーの淹れるお話のたとえ話がとてもわかりやすかったです。
    「コーヒーの淹れ方を知っているのではなく,淹れることができるようにする教育」
    さらに
    「言われなくても淹れることができれば,自分が淹れたいときに淹れることができる」
    これが正しく社会で役立つ力,今後育むべき力であると思いました。

    堀田先生「情報教育研究の未来」

    一番心に残ったのが・・・
    「学び方も一緒に考えていく」というところです。

    学校という場所の機能についてのお話にさらに繋がっていきました。
    またその方法にはICT活用が大きくかかわります。

    何のために多くの者と一緒に学ぶのか,それを考えさせられるお話でした。

    向後先生「インストラクショナルデザイン研究の未来」

    テニススクールでの体験のお話が心に残りました。

    レッスンの形態はどの先生も同じなのですが
    コーチによって空き時間にちょっと教えてくれたりするところが違う。

    つまり,教員の仕事は
    インストラクションと個別指導のやり方であるというところです。

    山西先生「教育工学の魅力 未来につなぐ教育工学研究」

    一番心に残ったお話は・・・

    教育工学とは・・・
    「ほかの分野からも参入可能」であり,
    「柔軟性」があって,
    そして「開かれている」
    ということです。

    私自身も教育工学はそうであるからこそ入れてもらえました。

    また山西先生はご本人が好きだと仰った,
    アランケイさんの言葉の通りの生き方をしていらっしゃると思いました。

    The best way to predict the future is to invent it.

    素晴らしい生き方です。

    以上です。

    ありがとうございました。

  • 「高校教科『情報』シンポジウム2015秋」のパネリストとして参加

    「高校教科『情報』シンポジウム2015秋」のパネリストとして参加

    情報処理学会 初等中等教育委員会の主催する

    「高等学校『情報』シンポジウム2015秋」に参加しました。

    パネルディスカッション「プログラミング学習のこれからを考える」において

    私は,パネリストとして参加しました。

    私のほかに,谷先生,天良先生,吉田先生が参加しており,

    司会は辰己先生でした。

    私がプログラミング教育で悩んでいるジレンマを

    会場にいる皆さんに問いかけました。

    すると会場から,示唆に富むご意見をいただきました。

    プログラミング教育を考える契機となりましたし,

    今後のプログラミング教育への期待が高まりました。

    参加させていただき,ありがとうございました。

    下記はシンポジウムのリンクです。

    http://goo.gl/wkzG2X

  • シンポジウム「中等教育の日米比較ー米国教師が考える日本の課題」in経団連会館 に参加

    シンポジウム「中等教育の日米比較ー米国教師が考える日本の課題」in経団連会館 に参加

    経団連シンポジウム01

    中学,高校教育の日米の比較を検討するシンポジウムに行ってきました。

    実施された場所が経団連会館であり,会館に入れるだけでも面白いな,と思いせっかくお誘いいただいたので参加してきました。

    アメリカの先生方が前で話して,モデレーターの澤圭一郎さん(毎日新聞横浜支局長)が中心となって質問をしていく形式です。

    しかし,内容もなかなか興味深いもので,聴きに行って良かったです。

    ちなみに同時通訳のシステムがありましたので,日本語できけました。

     

     

    特に多かったのがアメリカの低所得者層の問題でした。

    以前の日本では,そういった問題は少なかったかもしれません。

    しかし,現在は多く報道されるように,考えていく必要が出てきました。

    どのような対応が必要かのヒントを頂けたと思います。

     

    また,スマホの利用の仕方について発表されている先生がおりました。

    まさしく日本と同じような問題が起きていることがわかりました。

    私としては自身の研究分野としても考えている部分でしたので,アメリカの状況は非常に興味深かったです。

     

     

    授業形態の話にもなりました。

    日本は一斉講義型の授業が多く実施されています。

    しかし,最近は日本でも,アクティブラーニングをはじめとした,生徒主体型のディスカッションやプレゼンを多く行う授業形態をすすめられるようになってきています。

    私自身もそういった授業形態が良いと考え,できる限り取り入れています。

    アメリカはすでにそういった形式で授業がなされており,そのことでアドバイスをしてくれました。

     

    特に印象的だったのは,

    「・・・アクティブラーニングを導入してもいいが,しかし,日本らしさを忘れてはならない」

    というアドバイスでした。

     

    アメリカの先生方から見ると,視察した日本の学校の生徒は規律正しいようです。

    それは一斉講義型であるからこそ,統制がとりやすいと思われるという指摘でした。

    もしかしたらアクティブラーニングなどを取り入れ生徒主体型にしてしまうと,統制がとりにくくなってしまう,というお話に繋がっていきました。

    なるほど,日本の良さを活かしたアクティブラーニングを考えていく必要があるのだ,と思いました。

     

     

    後半は交流会が行われ,多くの方とお話ができました。

    アメリカの先生方とは話せませんでした・・・英語をもっとやっておけば,と思いました。

    しかし,多くの素敵な方々との出会いがあり,非常に有意義でした。

    ありがとうございました。

     

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