


東京都立小平高等学校の小松先生の「データ分析」の授業を2クラス分視察しました。
最初に見学したクラスでは、総務省の「SSDSE」のサイトからデータを活用し、関連性があると考えられるデータを選び、散布図を作成し、相関係数を求め、その結果を考察するという内容でした。
次に見学したクラスは、この授業の1つ前の段階にあたり、「とどラン」というWebサイトを利用し、関連性があると思われるデータを使って散布図と相関係数を確認し、その結果をもとに考察を行うという流れでした。
どちらのクラスも基本的な流れは同じですが、2つ目のクラスでは、あらかじめ先生がExcelに工夫を施し、グラフや相関係数が自動で表示されるようになっていました。
段階的に実習を深められるよう、計画的に設計されていたのが印象的でした。
先生の説明は最初の7~8分のみで、その後はすべて生徒主体の実習です。
班ごとに課題に取り組み、最後の5分間でランダムに選ばれた班が30秒から1分程度の発表を行い、振り返りを書いて授業が終了するという流れです。
実習中は、ほぼ小松先生は話しません。
それでも生徒たちは高い集中力を維持し、積極的に課題に取り組んでいました。
ほぼすべての生徒が逸れることなく実習を進め、班ごとに作成物を仕上げる姿がとても印象的でした。
このような「先生があまり説明しない授業」は、まさに生徒の自主性を重んじたスタイルであり、小平高校の生徒たちにはとても合っていると感じました。
小松先生の授業デザインの巧みさがでており、小平高校の生徒にうまく合わせて授業をしているわけですね。
視察後は、小松先生と焼肉を食べながらビールを飲み、教育談義に花を咲かせました。
情報教育の未来、東京都の教育のこれから、組織としての展望など、多岐にわたるテーマで意見を交わし、とても充実した時間を過ごしました。
多くのことを学ぶことができました。
ありがとうございました。


