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高校生が自分のネット依存傾向を検討する実践

という題で,「第72回ICTE情報教育セミナー in 東北」にて,発表してまいりました。

発表は私が所属する東北大学大学院情報科学研究科で行われました。

自身の実施した,ネット依存教育の単元の授業実践の報告です。

 

概要は以下です。

情報モラル教育は誰もが感じるように大切であり,高校生に必ず学んでほしい内容です。

しかし,情報の授業でネット依存をはじめとして情報モラル教育に多くの時間を割くことができません。

だからこそ,他の単元と合わせて情報モラル教育をする必要がある,という主張のもとこの単元のカリキュラムを考え,実践したという報告です。

 

自身のネット依存傾向を尺度等を用いて調べて,分析して,話し合って発表するという内容で,10時間単元のカリキュラムです。

情報モラル教育だけで10時間は使えませんが,プレゼンや表計算ソフトを利用した分析を学ぶということを兼ねて実践しているので良いと考えます。

生徒の自由記述からは,ソフトウエアの操作を学びながらも,ネット依存のことを意識した記述がみられました。

以上のような実践の報告をしました。

 

この実践を発表したのちに,グループごとにみなさんにディスカッションをしてもらい,ご質問等をいただきました。

その仕切りをしてくださった,コーディネーター東北学院大学稲垣忠先生です。

とてもにこやかに,丁寧で,でも的確なコメントをしてくださっておりました。

 

実践報告としては私の報告の前に,玉川学園の登本先生がご発表されました。

小3からの情報教育」ということで,玉川学園で小学校から高校まで実践している情報教育についてのご発表でした。

綿密なカリキュラムと素晴らしい環境で授業を実践されていることを再確認できました。

丁寧に実践内容を報告され,さらにスライドは写真が多くとても楽しく聴かせていただきました。

 

最後に,私たちの師匠である東北大学大学院堀田先生から

次期学習指導要領における情報教育の動向と「情報科」の役割について,総括としてご講演してくださいました。

私たち情報科の教員としては,一番知りたいところを,一番聴きたい人から聴けました。

また,堀田先生はユーモアをはさみながら,そして,とてもわかりやすく聴きに来た先生方にお伝えしていました。

内容は当然ですが,プレゼンの仕方などが大変勉強になりました。

 

そして最後は懇親会です。

楽しい時間でした,ありがとうございました。